卒業式を迎えた皆さん、ご卒業おめでとうございます!
今小学校6年生の皆さんがコロナでマスクをつけだしたのは小学校3年生の3学期となるのでしょうか。4年生、5年生、6年生とマスクを装着する生活をしてきました。
学校の緊張感もハンパなく、大変な学校生活でした。
見えないコロナとの闘いで手洗い、消毒液、体温測定と毎日するようになりました。
宿泊学習等も中止、延期、分散されてこれまでのような学校生活とは全然違うイベントを送ったことと思います。
運動会も中止、縮小されました。つらいことも多かったと思います。
コロナ前、コロナ後に学生生活を送ったかどうかの世代…大きな意識や感覚の違いが今後出てくるかもしれません。
卒業式はマスク無し
やっと今年の卒業式からマスクを外して良いことになりました!
(学校は慎重な姿勢で3月は様子をみて卒業式だけマスク無がOKとなり、4月から本格的にマスクを外すか検討するようです)
昨年の卒業式はみんなマスク姿で卒業式の写真や動画を撮りました。保護者もみんなマスクです。
となると、そう…誰が誰だかわからない!?
わかっても顔がよくわからない。髪型や体系、衣装で判別します。それは仮面舞踏会のような不思議な光景でした。
最近マスクを外しても良いとなってから、とっても呼吸がしやすくなりました。
話している声の音もクリアで聞き取りやすいです。

マスクを外して鬼ごっこ
さて卒業式のあと卒業生がうちの近所で鬼ごっこをしていました。
小雨の降る中結構な人数で狂ったかのように鬼ごっこを楽しんでいます。
卒業のさみしさ、卒業式を迎える緊張から解き放たれた解放感と達成感、中学校への期待と不安でハイになってるのかな?と考えてみました。
小雨を浴びながら吠えるように鬼ごっこしまくる小学生を見て気がつきました。
そう、マスクを外して鬼ごっこをするのが今日がはじめてなのです。(おそらく)
相手の顔が見えることが当たり前じゃなかった3年間。マスク解禁となった卒業式、今日はみんなでマスクをはずして鬼ごっこができる小学校生活の最初で最後の日。
中学校に行ったらたぶん男子と女子で鬼ごっこはしないでしょう。
狂ったように鬼ごっこをする姿を見て、魂の叫びみたいなものを感じました。
たった一度の鬼ごっこかもだけど、この子たちの大切な忘れられない思い出となるのでしょう。
コロナ禍が私たちに与えた影響は測り知れません。外遊びが減ったことによる体力低下、清潔にしまくったことによる免疫力の低下、密を避けたことによるコミュニケーション能力の低下。
コロナ後はこの世代のもつこのような課題を支援していくことも大切と感じます。
