子育ては点じゃなくって線でみる

みなさんこんばんは。昨日生まれたと思っていた子供たちが気が付いたら二分の一成人式の練習をしていることに驚きました。早く5年くらい経ってほしいと切に望んだ乳児の頃、5年どころか10年も経っていたなんて。時がたつのははやいものです。

幼少期。偏食が強くて食べられるものが少なく随分心配しました。特に離乳食の頃は調理に手間がかかるのに全然食べてくれなかったり、真面目なお母さん(わたしです)ほど一喜一憂してしまう。母子密室育児は危険がいっぱいです。

「育児は今日という点だけ見るのではなくてある程度の期間の線で成長をみると良いよ」児童館の先生は言いまいた。一日一日一喜一憂してしまうのではなくてある程度の期間でどのくらい成長しているのかをみましょうということでした。

かぼちゃも豆腐も食感が苦手で食べられなかった我が子、今は食べられるようになりました。大きくなったら好きになったりするんだから無理やりに食べさせる必要は無かったんだなぁと改めて思います。

味覚は成長とともに変わっていきます。私も最近わさび漬けが好きになったりお酒が飲めるようになったりと変化しています。味覚はどんどん鈍感になっているようでクセの強い食べ物を好むようになってきました。

イオンで欲しいものがあるとひっくり返って泣いていたのに我慢が出来るようになって分別がついてきました。最近では私が買いすぎを注意されるくらいです。どんな子に育っちゃうんだろうという心配は全くもって無用でした。

いるかの「なごり雪」が頭の中でリフレインします。「時がたてば幼い君も大人になると気づかないまま…」春はもうすぐそこです。

そんなふうに子供もいつまでも子供じゃないんだなぁと最近は子離れのタイミングを伺っています。口うるさくしないようにと思ってもつい言っちゃったり、誘導しちゃったり、ちょっと考えてから発言しようと思うこの頃です。

子育ては思い通りにならないことの毎日だけど、この10年があっという間だったようにこれから10年もあっという間なのかな。

子育てはよその子と比べない、その子自身と比べて出来なかったことが出来るようになったらほめてあげるとよいとも先生は言ってました。

それは自分にも言えます、ほかの人と比べても良いことなんてありません。今日の自分が比べてよいのは過去の自分だけです。

こどもに依存しておもーい母にならないようにしなくちゃなぁと思います。

少しおっちょこちょいだけどいつも楽しいサザエさんが理想かな。

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