大國魂神社の酉の市。年末の風物詩でもある酉の市は今年も残りわずかであることを肌で感じるイベントです。関東三大酉の市のひとつである大國魂神社の酉の市に行ってきたのでレポートします!
クリスマスにも負けないキラキラなお祭り
11月ともなると普段は暗い神社ですが、酉の市ではちょうちんが豪華に並べられ、熊手がライトアップされてそれはそれはキラキラです。まわりがぼーっと暗い分キラキラ感が際立って近づくにつれてわくわくします。
露店もほどよく出ておりグルメも楽しめます。くじびきなどもあり子供にとっても夢の世界です。
熊手商の手締めが響き渡り、境内に続く参道は人々の熱気とひんやりとした空気、暗闇の中でここだけがやたらまぶしく独特な雰囲気です。
江戸締めと呼ばれる一本締めが鳴り響き、その様子を記念写真に収めています。みんな笑顔でハッピーワールドな空間でした。福の神が今ここら中にいるんだろうなぁと思います。

豪華な熊手には招き猫や七福神、亀、松や梅など縁起物がたくさん散りばめられております。
みなさんはどんな縁起物がお好きですか?縁起物には言われがあるんですね。

暗やみに浮かぶちょうちんが美しい
真っ暗な境内に浮かぶちょうちんは幻想的でとても美しい世界です。



役病退散!ひとつひとつ手書きなのでしょうか。すばらしいフォントです。
菊花展で美しい菊の花に出会えました
菊の品評会も行われ美しい菊を見ることができました!菊ってよく見ると丸くって色もかわいいですね。

白くってまんまるのものもかわいらしいですね。
白くてまんまるといえばこちらのツイッターに癒されました。
三の酉がある年は火事が多い?
11月に3回酉の日がある年は火事が多い、そんな俗説があるそうです。火の用心、いつもこころに火の用心を忘れずにいたいものです。

日本最古の伝統芸能 里神楽

日本最古の伝統芸能 里神楽も奏で舞われる酉の市。こちらはその舞台です。地元の人のみならず海外の方も酉の市に来ると日本文化に自然と触れられる素晴らしい機会ですね!

夜店で買ったチーズハットク
とろーりとのびるチーズとウィンナーが入ったチーズハットクを買って帰ることにしました。おじさんが熱々のチーズハットクに塩をたっぷりとかけていたので「あっ塩要りません!」(キリッ)
そういうとおじさんは私をじー--ッと見て言います。
「これ砂糖だよ」
しょっぱいものに甘いものをたっぷりふりかけ、さらにマスタードとケチャップというしょっぱいものをかけるという甘じょっぱ党にぴったりのチーズハットクなのでした。
美味しかったのは言うまでもありません。
りんご飴も買って、縁起熊手ではなく神社で買える熊手をいただいて帰りました。3000円と1000円の熊手で迷いましたが、今年は1000円の熊手でハッピーをたくさんかき集めたいと思います。かんざし守りというかわいらしい熊手もありました。
いつか豪華で立派な大きい縁起熊手をかかげて帰る日を夢見て眠りにつくのでした!
日本文化のすばらしさに改めて気がついた酉の市。皆さんも酉の市の雰囲気を味わいに、ぜひ神社におでかけしてみましょう!
