『東京のおいしい水』湧き水スポットもご紹介します

日本は世界的にみると水が豊かな国です。水道の蛇口をひねると水がでます。公園でもあたりまえのようにきれいで安全な水を無料で使うことができます。でも世界では水くみに大変な思いをしている女性や子供たちがいます。

女性は多くの時間を水をくむという家事労働に奪われ地位向上ができず、子供たちは学校で勉強もできないとう現実があるのです。時代は令和になりましたが、そのような国もあるのです。勉強に集中できる環境であることがありがたいことと日本の子供たちに伝えたいです。

天皇陛下は水問題に取り組まれています。水から見える『地球環境』『社会的弱者』天皇陛下は国民の幸せや、世界各地の人々の生活の向上を願っておられるそうです。

われわれの身近な『水』生命を維持するのになくてはならないものです。工場などでもたくさんの『水』が必要です。人間だけではなく地球の生物、植物にとっても宝物である『水』をみんなで守っていきましょう。

水を飲んでおいしい水だなと思うことがあります。おいしい水の要件は7つ厚生省(現厚生労働省)おいしい水研究会による「おいしい水の要件」(1985年)に定義されています。

  • 蒸発残留物
  • 硬度
  • 遊離炭酸
  • 過マンガン酸カリウム消費量
  • 臭気度
  • 残留塩素
  • 水温

むずかしい言葉ばかりですね。臭いと水温はかろうじて納得できます。このような水質のバランスで私たちは水をおいしいと感じているようです。井戸の水や地下水が美味しいと感じたのはこのバランスがとてもよかったのでしょう。

水道がなかった時代は煮沸してから口に入れていました。お茶なども安全な水を飲むための知恵だったのでしょう。安全な水をいつでも飲めることに感謝したいです。

『東京のおいしい水』はなんと水道水!?『東京水』

『東京水』という東京水道局が企画販売しているペットボトルもあります。こちらは中身が水道水です。安全で高品質な水道水をPRするために都庁などの売店で買えるそうです。きめ細やかな水質管理で水質は安全に保たれています。

高度浄水処理で安全でおいしさを追求したお水になっているのです。日本の世界に誇る『水』の技術。世界の『水』を変えることができるかもしれません。

東京都水道局HPより

『東京のおいしい水』湧水スポットをご紹介します!

『世田谷』の『等々力渓谷』

所在地 東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38

23区内で唯一渓谷です。東京も自然豊かな場所があるのです。紅葉もきれいとのことです。ぜひ水と紅葉のうつくしさを感じましょう。

『武蔵小金井』の『六地蔵』

所在地 東京都小金井市本町1-7

コップ一杯程度であれば無料で『東京のおいしい水』を飲むことができるそうです。隣の文房具屋さんで500円を払うと無制限で『東京のおいしい水』をいただけるのだとか。おもしろい制度です。

『国立』の『ママ下湧水』

所在地  東京都国立市泉

段丘のことを地方名で『ママ』『ハケ』と呼びます。ママ(お母さん)という意味ではありませんがなんとなく親近感が湧いてしまいます。『矢川おんだし』とも呼ばれているようです。きれいな水を見ながら散歩するのもおすすめです。

『東京のいしい水』の使い方

『珈琲』を淹れましょう

『東京のおいしい水』を使うなら『珈琲』を淹れたいです。リラックスしながら名水がうまれた森を想像するのも良いでしょう。珈琲ゼリーにしてみると子供たちも食べられます。

『水炊き』にしましょう

『東京のおいしい水』を使うなら『水炊き』はいかがでしょう。鶏肉やキャベツなどのお野菜を入れて味付けはわずかなだし汁だけでさっぱりと名水鍋をいただきましょう。鶏肉は名古屋コーチン、比内鶏、薩摩地鶏をぜひ利用したいです。高級な鶏の味も引き立つことでしょう。


東京でもおいしい水が飲めると思うと安心します。水は健康の源です。この先もずっとおいしい水が飲めるようにみんなで水資源を守っていきましょう。