ちょっと待って!うまくいかない子育てはお母さんのせいだけではありません

みなさんこんばんは。今日はずいぶん前に子育て講座で学んだことをお伝えしたいと思います。

10年くらい前にとある児童館に集まるママたちに人気のあった歯に衣着せぬ児童館のM先生がいました。その先生ははっきりとした性格の先生でズバリ言うのでショックで泣き出しちゃうママもいたそうです。

それでも先生を慕って児童館には毎日たくさんのママたちがお昼を持って集まり赤ちゃんとの時間を過ごしていました。

育児は本来は楽しいものなはずらしいのですが、その頃の私は本来の楽しさを実感することよりも頑張りすぎてへとへとといった感想でした。

そんな中開催された児童館の子育て講座は、育児に疲れてへとへとだった私に新しい視点を与えてくれるような救いの言葉がたくさん聞ける内容だったのです。

今日はその子育て講座の内容をご紹介したいと思います。ずいぶん前の講座ですが今見返してみても胸が熱くなる内容でした。

親が心配するとこどもも不安になる

子育て講座はここから始まりました。失敗を繰り返しながら成長するこどもに対しだれかとがんばれ!みんなとがんばれ!と声をかけて応援してあげることが大切と先生は教えてくれました。

目標に向かう道の途中でたくさん寄り道やまわり道もして良いとのことです。確かにそこで学ぶことも多いですよね。つい一番の近道で目的を達成させたいと誘導してしまう親心。しかし「早く早く!」とせかさないことが大切なんですね。

大切なことは自分の気持ちを自分でコントロールできるようになること。急がば回れということわざもありますが、ゆっくり見守ってあげることを大切にしたいと思います。

こどものありのままを受け止めて

人目を気にせず泣く子。親としては1秒でも早く泣き止ませたい気持ちになってしまいます。先生は「いっぱい泣いてもいいんだよ」と抱きしめることが大切と話していました。泣くというのは素の自分に近いのだそうです。泣くというのは大切な自己表現なのです。

また緊張している子にはスキンシップしたり、歌を歌ったりしてリラックスさせると良いそうです。ママの笑顔が一番の薬とも言っていました。

乱暴な子にはその気持ちを代弁してあげることで、自分の気持ちを言葉で理解させることが大切だそうです。そのうえで望ましい行動を伝えると良いでしょう。

ほかの子とくらべない

子育てしていると何かとほかの子と比べてしまう場面も多いですが、比べることのメリットはありません。もしほかの子より優れていると感じても、劣っていると感じても比べることにメリットはないのです。それは大人である自分にも言えますね。自分のペースで良いのです。

早寝早起き朝ごはん

生活習慣として大切ですがスマホや受験勉強などで崩れてしまいがちです。遅寝遅起き朝ごはんたべられないは明らかに不健康ですね。とりあえず早起きからはじめましょう。

指示待ち人間にしないためには

親が口うるさく指示ばかりしていると自分で考えて行動するチャンスを奪ってしまいます。できるだけ待ち受けの姿勢でいきたいと思います。

こどもの話をきく

こどもが聞いて欲しいとき家事の手を止めて目を見て話しを聞くのはとても難しいですが、大切なことです。大事な話は目と目を見て話したいですね。こどもの親にする何気ない話は全部大事な話です。

身につけたい5つの力

  • 自律(我慢する力)
  • 集中力
  • 表現力(自分のきもちを伝える力)
  • 協調性(他人との関わり方、相手への思いやり)
  • 大人への敬意

この5つ、自分も出来ているか心配になってきました。こどもと一緒に伸ばしていきたい力です。

こどもは社会が育てる

社会がこどもを育てるのだそうです。だからママに出来ることはほんの少しだそうで、うまくいってもいかなくてもママのせいだけではありません。はりきりすぎなくても大丈夫!

ママの笑顔がこどもは大好きだから、多少家が汚くてもご飯がお惣菜の日があっても全然問題ありません。疲れているときは無理しないで手抜きでおさぼりしましょう!

こどもは時に人様に迷惑をかけてしまうこともあります。すみませんと謝りに行くこともあります。でもそれは仕方がないことであり、もし自分が他人のこどもに迷惑をかけられたとしても許すことでチャラにしよう!と先生は言っていました。

確かに誰にも迷惑をかけずに生きることって難しいですよね。絶対に迷惑かけない!と細心の注意を払い続けて生きていくのもしんどいです。

世間から責められることもあるでしょう。そんな時こどもの味方でいられるのは親だけです。

また家族の関係を一番に考え行動することが大事です。

我が子を信じきる

結局親が出来ることといえば我が子を信じることです。わたしもいまだに母に言われてうれしかった言葉は「信じているから」という言葉でした。その言葉が魔法のように私の中で巡ってたくさんのことを頑張れました。親が自分を信じてくれていると伝わればこどもは頑張れます。成長の過程ではほんとうにいろんなことがあるけれど、こどもを信じて笑顔で待つことにします!

気が付けばもう10年近く経ってしまったあの日の子育て講座。たくさんのママたちの心のよりどころだった児童館のM先生。M先生の言葉は今も胸に生きています。ありがとうございます。

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