クローゼットを全部出して服を数えたことはありますか。私はありません。一体何着の服が家にあるのでしょう。必要な衣類の枚数は仕事や暮らしている地域などによっても違ってきます。が共通していえるのは自分にとっての心地よさとはなんだろうと考えてみことが大切です。
自分にとって心地よい衣服を持ち、必要のない衣服は持たないというシンプルな選択
いつか着るかもと取っておきたい気持ちもよくわかります。思い出だってあるし愛着だってあります。でも本当に必要なのでしょうか。いつかもわからない機会を待っているよりも今着る服と入れ替えたほうが幸せな暮らしができるかもしれません。
衣服の必要枚数は30着~100着
自分が心地よい服を着ているときは気分もはつらつ。でもサイズが合わなかったり、あまり気に行ってないデザインの服を着ると不思議と表情もどこか自信なさげになる気がします。衣服の必要枚数は少ない人で30着~多い人でも100着くらいのようです。
自分の収納スペースや暮らし方を見直してみて、本当に必要な枚数は何枚なのか考えてみませんか。同じような服は思い切って減らしてみたり、よれよれとしてしまった服も思い切って処分してみましょう。収納スペースは少し余裕があったほうが管理しやすいです。
フランス人は10着しか服を持たない
ジェニファー・L・スコット

この本を読んだときはとても感銘をうけました。私のタンスにはヨレヨレのお洋服がたくさんのスペースを占拠していたのです。10着に厳選するのはなかなか大変だと思いますが、お洋服が減ると収納スペースも小さいスペースで済み、何がどこにあるのか管理もしやすくなります。
お洋服が減ることで買い替え時期も把握しやすく、お掃除もしやすいとなります。良いことがたくさんあります。ひとつ買ったらひとつ手放す、そうすることでクローゼットはいつも同じボリュームですっきりです。この生活スタイルに近づくには買い物する時点で商品を吟味するという行動にもつながります。
必要のないものは最初から持ち込まない、断捨離に近い心持ちで過ごすことになります。すると捨てるものも減りすっきりした思考でいつも過ごすことが出来ます。本当に自分を幸せにしてくれるものだけをよく考えて選ぶくせをつけるのは大切なことです。
お肌がよろこぶ気持ち良い素材で衣服を選ぶ
いつも毎年同じような服を買っては捨てるという暮らしから脱却するにはどうすれば良いのでしょう。本当に質の高い着心地の良い衣服を選ぶには何をポイントにすれば良いのでしょう。管理のしやすさ、お洗濯のしやすさという部分からも暮らしに気持ち良いほんとうに着心地の良い衣服を探っていきたいと思います。

暑がりさんの汗を吸収してさらりとかわかすリネンコットンの衣服
夏のリネン(麻の繊維を原料とした織物)はさらりと着られて見た目も涼し気です。実際着ていてもサラリと汗を吸っていつの間にか乾いています。薄地で丈夫で吸湿性があるのでお肌にとってはうれしいことばかりです。
リネンは洗濯機であらうことが出来ますがしわになりやすい素材です。乾ききる前にアイロンをあてると良いです。またネットに入れて洗濯することで縮むのを防止できます。
肌ざわり最高、肌が過敏な人にもおすすめなのは綿100%の衣服
オールシーズン着られて肌触りの良いコットン100%の衣服は素材も丈夫なので長持ちします。肌触りもなめらかなので敏感肌の方にもやさしい素材になっています。吸水性もあるので汗をすってくれます。汗も肌荒れの原因になりますのでお肌が弱い方にはおすすめの素材です。
最近はオーバーサイズのコットン100%Tシャツも流行っていて本当にらくちんです。ファッション性の高かったピタTやちびTが流行ったときは無理して着ていましたが、断然オーバーサイズは動きやすいです。ピタTを脱ぐときに一人風呂場で悶えていたのは若気の至りです。
洗濯しやすい衣服は洗濯のしやすさで選ぶ
おしゃれな衣服はデザイン性が高くなるに比例してお洗濯も大変気を遣います。ほんとうに気持ちが良いのは洗濯機でガシガシ回して洗って干せることです。洗濯表示の確認も衣服選びのポイントにすると良いでしょう。

お手入れらくちん表示はこちらです

40度くらいまでのお水で洗える表示です。この表示はらくちんうれしいです。

吊り干しできます。なんといっても吊り干しが一番らくちんです。お日様の下で風に揺れる洗濯物は見ていても気持ちが良いです。

凝ったデザインのおしゃれな衣服も素敵だけれど、気持ちよくお洗濯された衣服は清潔感があってふんわり香り本当におしゃれだと思います。お手入れしやすいと自然と着る機会も増えます。
着心地のよい衣服はアイロンのかけやすさで選ぶ
アイロンには殺菌効果があることもわかってきました。雑菌がわきやすい時期など洗っても繊維の奥まで入り込んだりして匂うこともあります。そんな時はアイロンを高温であてたいです。

三つ点々があります。高温でアイロンをあてることができます。二つだと中温、一つだと低温でアイロンをかけることが出来る表示です。アイロンをかけるとパリッと着るときも大変気持ち良いものです。イタリア人はアイロンをかけるのが大好き。下着までアイロンをかけるのだとか。
ここは日本ですが、気持ち良いことはぜひ真似したいです。見えないところまでアイロンをかけるなんて本当におしゃれです。たぶんその気分の良さが行動にも表れて自信にもつながるのかもしれません。
ママの賢い衣服選びは素材・洗濯のしやすさ・アイロンのかけやすさ
一回洗濯しただけで縮んで着られなくなった、アイロンかけたら記事がテッカテカに光って着られなくなったなど悲しい経験はたくさんあります。賢い消費をするためにはこれらのポイントをよーく吟味してお気に入りの一枚を買いたいです。
衣服があまって問題にもなっているようです。環境を守るには賢い消費をして大切に衣服を使っていこうと思います。本当に自分にとって心地よい衣服をクローゼットに選んで片付ける。そんな生活になるように心がけていきたいです。
アイロンがけにはまった時期があります。全部全部アイロンをかけるともう汗だくですが、タンスにしまったあともきれいに並んでとっても気持ち良いんです。余裕がある時しかできませんが、洗濯物が乾きづらい時期など本当におすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。こんな衣服が気持ち良いなど情報がありましたらどしどしお寄せください。
