社会の分断

みなさんこんにちは！

今日は美容室でした～(^^♪

久しぶりにカラーリングして来ました！

時間は2時間と少し…時間はかかりましたが施術がとても丁寧でまた行こうと思います。

最近はタブレットを渡されますね、結構操作が苦手です。

重かったり前のページに戻れなかったりと操作が面倒くさくなってしまいます。

かといって雑誌も重かったり・・・結局今日は文庫本を持参しました。

ハーバード大学准教授脳科学者、3児の母　内田舞先生の書いた本『ソーシャルジャスティス』です。

3部にテーマが分かれて記されていて「SNSの炎上がなぜ起きるのか」「差別と分断を乗り越えるために」「日本社会への処方箋」と具体例も挙げられていて、すごく興味深い内容で引き込まれました！

日本人、ひとりの人間、子育てしているもの、母、女性としても勉強になりました😮

内田先生の動画は以前からYouTubeで良く見ていたし、Twitterでもチェックしているので楽しみにしていました。

帰宅してから中田さんとの対談も見ました。

こちらの対談もすごく興味深かったです。

『沈黙は共犯』という言葉。

疑問に思うことに声をあげることは時にとても勇気のいることです。しかし声をあげることへの勇気をくれる本でした。

まさかこの本を読んでいるタイミングで隣から聞こえた会話は・・・

さて美容室でお茶とチョコレートをいただきながらカラーリングの間まったりと本を読んでいると…

隣の２０代と思しき女性のお客様が熱っぽく担当の美容師さんに語っています。

どうもジャニーズ事務所の最近の性被害についての話題のようでした。

ジャニーさんを告発した人を「金銭目的だ！」「自分が売れないからだ！」とはげしく糾弾していて、「その人も女性にDVしていたのだ、自分もしておいて告発するなんて信じられない！」と私にも聞こえる大きな声で非難していました。

聞きたくなくてもどうしても聞こえてしまいます。

『沈黙は共犯・・・』そんな言葉が私の頭の中でリフレインしています。

応援したいファンの気持ち・・・。ジャニーズ事務所の告発は受け入れがたい方もいらっしゃるようです。

私と彼女の席は隣でしたが、手の届く距離の相手であってもこの分断を乗り越えるのは容易ではないことを理解しました。

本で紹介されていた内田先生のお気に入りの言葉。

『世の中で自分自身は唯一コントロールできるものだ。自分の代役は立てられない。自分はオリジナルだ』（P286）というミュージカル『ハミルトン』のセリフの一部のようです。

自分自身をコントロールしていきたいと思いました。