芸能人だけじゃない!私たちも「歯は命!」

「芸能人は歯が命」そんなキャッチフレーズで白い歯をのぞかせる芸能人の素敵な笑顔。そんなCMを覚えている方も多いことでしょう。歯が大切なのは私たちも一緒です。改めて歯の役割や、大切さに気付き適切なケアをしていきましょう。ずっと自分の歯で食事を楽しむためには小さい頃からの毎日のお手入れや心掛けが大切です。

丈夫な歯を長く保つためにはどんな工夫をすれば良いのでしょう。歯を大切にすることは自分の体を大切に守ることと同じです。正しいお手入れを知ることで、長く健康な歯とお付き合いしていきましょう。

毎日一度は歯の間をフロスでお手入れしましょう。

これは歯医者さんに教わったのですが、毎日歯の間をフロスできれいにし歯茎をマッサージすることにより歯茎が丈夫に引き締まるそうです。ケアしていない人としている人の歯茎の差は歯科衛生士さんがチェックすると一目瞭然のようです。毎日フロスをかけて歯科検診に行くと「ちゃんと出来ていますね!」と褒められることでしょう。

フロスが日本で生まれたのは1987年です。それから30年以上たち日本人にもフロスのケアが定着してきたのではないでしょうか。小林製薬の開発者さんが新幹線で外国の方が使っているのを見たのがきっかけだったようです。

売上No1 糸ようじ 柔らか歯間ブラシ イメージ画像
歯間清掃具のパイオニア 小林製薬の歯間ケアシリーズより

こちらの小林製薬さんのホームページにはケアの仕方がとても詳しく載っています。お子様にもお父さん、お母さんが危なくないように気を付けながらお手入れしてあげましょう。歯ブラシと一緒にフロスを自分に合ったもので正しく使用すると、なんと歯の間の歯垢の約9割も取り除くことが可能だそうです。

「歯周病」は歯を支える歯茎や骨が壊されていく病気ですが、日本人の40歳以上の8割がこの病気にかかっているそうです。歯周病は全身に関わる様々な病気を引き起こす危険性が高いと考えられています。毎日の歯周病予防が大切なのです。

小さい頃から固いおやつを食べてあごを鍛えましょう

よく噛むとだ液がたくさん出ます。だ液には虫歯菌が作る酸を弱める働きがあります。かむことであごが発達しますので歯並びにも良い影響があります。あごが小さいと歯がはえるスペースがなくなり歯並びが乱れてしまいます。おやつ選びにはぜひ固いおやつを意識して選択してみましょう。

小さい子にも食べさせよう「おせんべい」

今は柔らかいおせんべいもたくさんありますが、ぜひ固いおせんべいもお店で選びましょう。よくかめば固い物でも美味しく食べられます。かむことで体の緊張もやわらいでストレス解消の効果もあります。おせんべいコーナーではとにかく固いおせんべいを探してみましょう。

おしゃぶり替わりにもなる「するめ」

ぷーんと美味しい匂いもしますが、「するめ」は小さい子も大好きです。ふやけるまでかんでいられるしかめかむほど味が出るのでとってもおすすめなおやつです。無印良品の「するめジャーキー」もバッグにさっと入れやすいのでママのバッグに忍ばせておけばいつでもあごトレーニングになります。

するめシート42g MUJI無印良品 消費税込250円

体にも優しい甘さのあごにもおなかにも良い「ほしいも」

ほしいもはサツマイモをふかして乾燥させた自然な甘さが特徴のおやつです。食物繊維も摂ることができますので便秘解消にも役立ちます。軽くトースターであぶって食べるとあつあつ香ばしく美味しさが倍増です。

素材を味わう スティック切れ端干しいも 75g MUJI無印良品 消費税込190円

甘いものは時間を決めて食べましょう

だらだら甘いものを口に入れた状態だと虫歯菌にとっては最高に居心地が良い状態になります。甘い物は時間を決めて食べたら口をゆすいだりお茶でながしてあげましょう。ジュースなども少量にし、だらだら飲み続けないことが大切です。

寝る前の二時間は食べるのを控え口の中をすっきりさせて眠れば夜に虫歯菌が働くのを抑えられます。お腹もすっきりして朝も気持ちよく目覚められます。

8020運動は毎日のケアの積み重ね

食生活が満足なものであるように80歳で20本以上の歯を残しましょうという「8020(ハチマルニイマル)運動」は厚生省(当時)と日本医師会が推進している運動です。そのためには毎日の積み重ねが大切です。日ごろのケアを怠らず大切な歯を守っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。わたしにとっても歯は命!です。