気になっていたケーキ屋さんでふと思う

いつも通るケーキ屋さん

街のケーキ屋さんといった感じで外から見ても陳列されたケーキと良心的なお値段POPが見える

もう何回前を通っただろうか・・・

いつも大量に並んだケーキを横目に通り過ぎるだけ

買う人いるのかな?なんて失礼なことを思いながら

でも今日はいつもと違った

こどもが『ショートケーキを食べたい!』と言い出した

いつもは通り過ぎるけど今日は扉を開いてみた

するとレトロな雰囲気のケーキ屋さんにほっとする雰囲気の三角巾をかぶった店員さん

エプロンもどこか懐かしい

今までおしゃれなケーキ屋さんや有名店もいろいろお邪魔したけれど

気取らない雰囲気にほっこりする

ショートケーキと苺のタルト、私の好きなモンブランを全部で5個購入

価格帯は350円~400円とお手頃価格

ちゃんと紙をかけてリボンを巻いてくれた

数年前の誕生日はホテルのスーパーモンブランを買ってきてもらったことを思い出した

今日のモンブランは私が小さい頃に食べたモンブランと同じ味わいだった

初めて見たモンブランは見た目が美味しそうに見えなかった

麺みたいで味の想像もつかないためだったと思う

黄色いマロンペーストに栗がのっている

生クリームは見当たらずスポンジはふかふかのマドレーヌ生地

あの頃と同じでとても食べやすい

昭和の味がこの街の片隅のケーキ屋さんで生き続けている

令和の進化系モンブランはもう昭和のモンブランと別人だ

カリッとしたメレンゲが入っていたり、茶色いマロンぺーストだったりとより複雑な味わいになっている

街に愛されて長く続いているお店

周りが変わってもスタイルを変えないという選択

アップデートも大切だけど、何か大切なことを守ることも昭和・平成・令和と生きて来たものの役目かもしれない

令和のキッズと昭和の私はモンブランのように同じ人間ではないのかもしれない

ならば昭和の良さを令和の時代に伝えていきたい

ショートケーキも食べやすかったようだ

またたまに寄ろう!

ムツゴロウさんとの思いで

ムツゴロウさんこと畑正憲さん(享年87歳)が昨日亡なられました。

「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」が始まったのは私が産まれたころです。物心ついたころからムツゴロウさんのテレビを見て育ちました。

そんなことからいつか動物王国で働きたい!とか動物園で働きたいな~。自然保護に携わりたい!と思っていました。

ムツゴロウさんとの出会い

小学生の頃ムツゴロウさんが講演会をしに地元に来てくれた時も一人で講演会に行きました。

テレビで見ていたムツゴロウさんが本当に存在していること、目の前でお話していることが不思議でした。

憧れのムツゴロウさんのお話する様子は面白くってあっという間に講演会が終わってしまったことを記憶しています。

講演会が終わり抽選か何かでカエルの絵が書いてあるカードをいただいたのですが、とても嬉しかったです。

ムツゴロウさんの凄み

ムツゴロウさんの動物と触れ合う時の真剣な様子、テレビでしずかな声で解説しながら動物の様子や気持ちを分かりやすく伝えてくれて面白かったです。

たまに動物とトラブルになったりしてもムツゴロウさんは動じません。

本当に勇気のある方でした。

真正面から動物と向き合っていました。

ムツゴロウさんは本当に動物の気持ちがわかっていたのだと思います。

動物博士であるムツゴロウさんにはプロ雀士の顔もお持ちだったようです。

文筆業を主にされていたために、たくさんの小説を残されています。

映画館で見た「子猫物語」

ムツゴロウさんの映画「子猫物語」は祖母に何回か連れて行ってもらいました。

音楽は坂本龍一さんが担当されていたようです。

当初は文部省推薦の映画だったようです。

1986年に邦画第1位を獲得していることから、記憶している方も多いかもしれません。

子猫の可愛らしさがいっぱい詰まっていたと思います。

今のように動物動画は気楽に見られなかった時代だったので動物系の映画は特に人気がありましたね。

その次の年だったのでしょうか「ラッコ物語」も母と見に行きました。

「ハチ公物語」も「ラッコ物語」と同年に公開され見に行きました。

とにかく動物系の映画が人気があり豊かだった時代でした。

そうして我が家に文鳥がやってくる

動物好きが高じて年中動物を欲しいと大騒ぎしていたのでしょう。とうとう親が文鳥を飼ってくれることになりました。

文鳥2匹はとても可愛くって呼べば飛んできます。

卵も産みました。孵ることはありませんでしたが文鳥がいることで生活にはりが出ました。

首のほくろはついばまれ、頭にふんをされるのは日常茶飯事でしたが、ムツゴロウさんをテレビで見ていたから全然平気でした。

そう私は当時動物を見かけるとムツゴロウさんになりきっていたのです。心が通じると思っていました。

近所の犬小屋で腰かけて何時間もいたこともあります。

かといって誰も注意したり怒らなかったし、なんだかみんなゆったりとした時代だったな~。

毎日一生懸命に生きている動物を見ているだけで癒されるし学びがあります。

ムツゴロウさんが暮らしていた中標津はとても自然が豊かなところです。

これからも北海道の動物たちの暮らしが少しでも守られるといいなと思います。

ムツゴロウさんに感謝を込めて…。

令和をいきる!親の心子知らず

高い景色がみたいからキリンの首に乗りたい!

皆さんおはようございます!すっかり春めいていますね。卒業式シーズンを迎え街には袴姿の大学生や気分が盛り上がっていそうな高校生を目にします。


さて私の子供も小学校の卒業式を迎えました。子供たちを見ていると自分が育った昭和時代と比べ令和を生きる今の子供たち。

それにしても大変な時代を生きているなぁ。

コロナ禍と戦争そしてSNS

私たちの時代になかったもの。それは目に見えないウィルスとの戦いです。

2020年2月にコロナ禍が始まった頃、世の中のこの緊迫した私たちを取り巻く空気は戦時中よりひどいものであると毒蝮三太夫さんがラジオで語られていました。

突然の休校を余儀なくされた子供たち、外から出ることが禁じられました。手洗い奨励とマスク着用義務の生活が始まりました。

先生や友達の顔もマスクに隠されてしまいました。

あの日から先生は笑顔なのか、友達はへの字口なのか、表情を読み取ることが難しくなったことでしょう。運動会、発表会、1/2成人式、密な状況を避けるために保護者の姿はいつもありませんでした。

たたみかけるように2022年2月にウクライナを戦地とした戦争がはじまりました。

日々SNSを通した悲惨な映像がリアルタイムで子どもたちの目に飛び込んできます。

戦争している国の隣国である私たちの日本でも軍艦が狭い狭い津軽海峡を6隻通りました。

青森県沖の海にはミサイルが落とされました。そんな中で迎えた卒業式。

まさに今の時代は何が起きてもおかしくない状況です。

子供たちは私たちの小学生だった頃と全く違った世界を生きていることに気がつきます。

SNSネイティブ世代である子供たち。Tiktokやツイッターを日ごろから目にし反応が欲しくて真似し発信します。知らない相手と繋がることも私たちの世代より怖くないようです。SNSのトラブルは私たちが想像するより深刻なものも多いです。

SNSのフォロワーでリアルな友人関係も評価される時代なのかもしれません。

そう昭和に育った私はもう現代の子からしたら宇宙人というくらい違う感覚で生きています。

だからこそ親も先生もSNSをただ否定、拒絶するだけではなく、特性を十分理解した上での対策とこどもたちを守っていくという信念が必要な時代だと思います。

昭和という時代がうらやましいという子供

木登りしながら駄菓子パーティーしたおにぎり公園

子供は昭和時代がうらやましいと言います。私が生きていた昭和の後半は今の時代よりずっとのんびりしていたし、なんとなく社会が機能していたような感じもします。

今はすごい世間を震撼させるような事件が起きても一瞬で忘れ去られる時代です。殺伐とした時代に心の安定を保つのはより難しくなっている気がします。

昭和がうらやましいというなんて、令和の子供たちはどの子供も生きづらさを感じているのですね。

親はこどもを見守るしかできない?

こんな時代の中でも親はこどもに幸せに生きてほしいと願います。生きていると本当にいろいろなことがあります。落ち込むこともあるけれどどうか強く生きてほしい。自分を守るための方法をいろいろ考えて見つけてほしいと願います。

結局親が出来ることはこどもを信じて見守ること、あとはほんの少しかもしれません。

でも親だからこそ子供とたくさん会話しなんでも話せる関係を日々築く、ひとりの人間としてリスペクトするという姿勢が大切です。

自然の中で我を知る

都会で暮らしているとなかなか自然に触れ合うことが少ないです。

公園で自然を感じることはあっも、自分の生命を脅かすほどの圧倒的な自然の力を感じることはありません。

山に登ると一歩間違えれば命の危機がやってきます。川もそうです。急流に流されてしまえば泳ぎがうまくても大変なことになります。

自然を前にひとりの人間は圧倒的に無力な存在です。

SNSで全てが可能と思えるような現代社会においても、自然との調和は人としてあるために必要だと感じます。

深い呼吸できていますか?

四六時中電子機器を触っているこどもたちに問います。深い呼吸できていますか?

深い呼吸がどんなものか知っていますか?

深呼吸という言葉を知っていても実践するのは難しいですね。

呼吸法はリラックスするときも、集中するときも役立ちます。

まずはゆっくりストローを使って息をふーっと吐いてみましょう。息を吐くと自然と息が吸えます。ゲームの合間にやってみるのもおすすめですよ!

健やかに育ってほしい、親の心子知らずと言います。

ただわかってほしい、子の心親知らずでもあります。

もっと子供の目を見て話をとことん聞いてあげよう、そう思った春の日でした。

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