高い景色がみたいからキリンの首に乗りたい!
皆さんおはようございます!すっかり春めいていますね。卒業式シーズンを迎え街には袴姿の大学生や気分が盛り上がっていそうな高校生を目にします。
さて私の子供も小学校の卒業式を迎えました。子供たちを見ていると自分が育った昭和時代と比べ令和を生きる今の子供たち。
それにしても大変な時代を生きているなぁ。
コロナ禍と戦争そしてSNS
私たちの時代になかったもの。それは目に見えないウィルスとの戦いです。
2020年2月にコロナ禍が始まった頃、世の中のこの緊迫した私たちを取り巻く空気は戦時中よりひどいものであると毒蝮三太夫さんがラジオで語られていました。
突然の休校を余儀なくされた子供たち、外から出ることが禁じられました。手洗い奨励とマスク着用義務の生活が始まりました。
先生や友達の顔もマスクに隠されてしまいました。
あの日から先生は笑顔なのか、友達はへの字口なのか、表情を読み取ることが難しくなったことでしょう。運動会、発表会、1/2成人式、密な状況を避けるために保護者の姿はいつもありませんでした。
たたみかけるように2022年2月にウクライナを戦地とした戦争がはじまりました。
日々SNSを通した悲惨な映像がリアルタイムで子どもたちの目に飛び込んできます。
戦争している国の隣国である私たちの日本でも軍艦が狭い狭い津軽海峡を6隻通りました。
青森県沖の海にはミサイルが落とされました。そんな中で迎えた卒業式。
まさに今の時代は何が起きてもおかしくない状況です。
子供たちは私たちの小学生だった頃と全く違った世界を生きていることに気がつきます。
SNSネイティブ世代である子供たち。Tiktokやツイッターを日ごろから目にし反応が欲しくて真似し発信します。知らない相手と繋がることも私たちの世代より怖くないようです。SNSのトラブルは私たちが想像するより深刻なものも多いです。
SNSのフォロワーでリアルな友人関係も評価される時代なのかもしれません。
そう昭和に育った私はもう現代の子からしたら宇宙人というくらい違う感覚で生きています。
だからこそ親も先生もSNSをただ否定、拒絶するだけではなく、特性を十分理解した上での対策とこどもたちを守っていくという信念が必要な時代だと思います。
昭和という時代がうらやましいという子供
木登りしながら駄菓子パーティーしたおにぎり公園
子供は昭和時代がうらやましいと言います。私が生きていた昭和の後半は今の時代よりずっとのんびりしていたし、なんとなく社会が機能していたような感じもします。
今はすごい世間を震撼させるような事件が起きても一瞬で忘れ去られる時代です。殺伐とした時代に心の安定を保つのはより難しくなっている気がします。
昭和がうらやましいというなんて、令和の子供たちはどの子供も生きづらさを感じているのですね。
親はこどもを見守るしかできない?
こんな時代の中でも親はこどもに幸せに生きてほしいと願います。生きていると本当にいろいろなことがあります。落ち込むこともあるけれどどうか強く生きてほしい。自分を守るための方法をいろいろ考えて見つけてほしいと願います。
結局親が出来ることはこどもを信じて見守ること、あとはほんの少しかもしれません。
でも親だからこそ子供とたくさん会話しなんでも話せる関係を日々築く、ひとりの人間としてリスペクトするという姿勢が大切です。
自然の中で我を知る
都会で暮らしているとなかなか自然に触れ合うことが少ないです。
公園で自然を感じることはあっも、自分の生命を脅かすほどの圧倒的な自然の力を感じることはありません。
山に登ると一歩間違えれば命の危機がやってきます。川もそうです。急流に流されてしまえば泳ぎがうまくても大変なことになります。
自然を前にひとりの人間は圧倒的に無力な存在です。
SNSで全てが可能と思えるような現代社会においても、自然との調和は人としてあるために必要だと感じます。
深い呼吸できていますか?
四六時中電子機器を触っているこどもたちに問います。深い呼吸できていますか?
深い呼吸がどんなものか知っていますか?
深呼吸という言葉を知っていても実践するのは難しいですね。
呼吸法はリラックスするときも、集中するときも役立ちます。
まずはゆっくりストローを使って息をふーっと吐いてみましょう。息を吐くと自然と息が吸えます。ゲームの合間にやってみるのもおすすめですよ!
健やかに育ってほしい、親の心子知らずと言います。
ただわかってほしい、子の心親知らずでもあります。
もっと子供の目を見て話をとことん聞いてあげよう、そう思った春の日でした。
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