愛しい?それとも憎い?ミントを巡るアンビバレントな感情

ミントは『チョコミン党』を名乗る方がいるほど大人気。世界中でもミントはお茶として愛されています。しかし!!ガーデニングの世界では『ミントテロ』という激しい表現があるくらいに厄介者扱いされることもあるようです。

今回は愛すべきミントの魅力に迫りたいと思います。一方で『絶対に庭に植えてはいけない』とまでの言われるミントの繁殖力にスポットを当ててみたいと思います。

愛すべき『ミント』の魅力

ミントの効能をあげるとたくさんあります。ノンカフェインで世界中でもミントティーは愛飲され、ミントに含まれるメントールという成分はいろいろな商品に使われています。

『ミント』には虫よけの効果

『ミント』は天然由来の成分ですが夏場の虫刺され予防に効果があります。『ミント』の精油は薬局でも手に入ります。アロマオイルのショップでも購入することができます。無水エタノールで『ミント』の精油を数滴溶かして混ぜたら水道水で攪拌するとオリジナル『虫よけミントスプレー』の出来上がりです。

『ミント』の成分『メントール』

メントールという名前を聞いたことがあると思います。血管の拡張、消化不良やのどの炎症の改善、気分を落ち着かせる効果があるのだそうです。清涼感のある強い香りもリラックスできますね。

『ミント』には鎮痛効果、リフレッシュ効果、抗菌作用が期待できる

湿布がすーすーして痛みを和らげたり、ミントティーの清涼感に癒されたりします。抗菌作用もあるとは驚きですね。私は虫よけスプレーを子供の靴にシュッと一吹きします。するとさわやかな靴に変身です。幼稚園児といえども靴はそれなりに匂いますね。

『ミント』の火付け役『チョコミント』

チョコミントアイスはすーすーした清涼感とチョコレートの甘さを同時に楽しめます。色もかわいらしいミントグリーンでテンションがあがりますね。

2009年には『チョコミン党』を名乗る人々の存在が確認されています。甘党~辛党に新たなる『チョコミン党』という派閥が存在しているようです。巷でもチョコミントのお菓子や文房具にいたるまで明るいミントカラーが若い女性に大ブームです。

北海道の北見市は『ハッカ』世界シェア70%をしめた

北見ハッカ通商は世界のトップに君臨していました。ハッカ飴食べたことがある方も多いのではないでしょうか。私も北海道に行くとお土産に『ハッカ』オイルを買います。『ハッカ入浴剤』はすーすーひんやりしますが実は冬にもおすすめらしいですよ。なんと体の中からあたためてくれるそうです。試してみたいですね。

『ミントティー』はホットでもアイスでもおいしい

世界中で愛飲されているミントティー。お口がすっきりしてお料理にもスイーツにもよく合います。ハーブティーとしてスーパーでお手軽に手に入ります。

『ミントジュレップ』はケンタッキーダービーのオフィシャルドリンク

ケンタッキーダービーで有名なチャールズダウンズ競馬場。アメリカのケンタッキー州ルイビルにあります。毎年5月の最初の土曜日に行われるケンタッキーダービー。『ミントジュレップ』はケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクとなっています。

何万杯もの『ミントジュレップ』が飲まれるらしいですよ。ぜひお家で作ってみてはいかがでしょうか。バーボンで作ります。

その一方で『ミントテロ』が恐れられている

ミントが私たちにすばらしい効能を与えてくれる一方で、植物としてのミントの再生能力はすさまじく冬でも枯れません。塀やアスファルトの隙間から侵入し他の植物を駆逐する勢いで繁殖していきます。

庭に絶対植えてはいけない植物としても有名なようです。一度増殖してしまったら土ごと取り換えるしかないそうです。怖いですね。

なのでミントは庭でも鉢植えで育てるのが良いそうです。鉢植えなら管理しやすいですね。

人間に愛され憎まれ今日もミントは涼しい顔でそよ風に吹かれているのでしょう。

私も愛されても憎まれても涼しい顔でミントティーを飲むタフな女になりたいです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。大好きなミントについて書くことが出来て楽しかったです。

こちらのお弁当美味しかったですよ~。