東京・府中の春の風物詩「くらやみ祭り」。
今年も訪れてきましたが、やっぱりすごかった……!昼から夜まで、時間とともに表情を変える祭りの風景に、心も体もすっかり巻き込まれてきました。
今回は、そんな一日を写真とともに振り返ります。

参道に広がる静かな期待感

お祭りの始まりを感じるのは、やっぱりこの参道。
大國魂神社へと続く道が、提灯や飾りで彩られ、少しずつ非日常に染まっていくこの瞬間がたまりません。まだ昼間ということもあって、どこか落ち着いた雰囲気。
屋台の準備が進み、少しずつ人が集まり始めるこの時間――「今日、何が見られるのか」「どんな夜になるのか」、そんな期待が高まっていきます。
屋台のにぎわいと人の波

参道を進めば、そこはもう屋台の楽園!
りんご飴、牛串、焼きそばにフルーツ飴…あちこちから漂う香りに食欲が刺激されます。両脇にずらりと並ぶカラフルな屋台は、まるでお祭りのパレード。

人で埋め尽くされた通りを歩くと、子どもも大人も笑顔だらけ。
「これぞ、くらやみ祭り!」と実感できる、活気と賑わいに包まれた時間でした。
夜の帳とともに現れる、ちょっと怖い非日常

そして、日が暮れると出現するのがこちら――お化け屋敷!
炎のような装飾と、怪しげに笑う看板の女の子。見た目からして強烈で、吸い寄せられるように人が集まっていました。
中に入ると、まさに闇の世界。突然の音や暗闇にびっくりしつつ、気づけばみんなで大笑い。
怖いはずなのに、楽しくて、クセになる。これも「くらやみ祭り」の大事な一面です。
昼も夜も、心に残る時間
くらやみ祭りは、ただ神輿や太鼓を楽しむだけじゃなく、参道の飾り、屋台のにぎわい、そして夜の幻想的な雰囲気まですべてが魅力。
昼の静けさと夜の熱狂、そのどちらも体験して、改めて「また来年も来たい」と思わせてくれました。
皆さんもぜひ一度、足を運んでみてください。
きっと、写真じゃ伝えきれない“熱”がそこにあります。
