台風に備える

雨雲レーダーで台風の影響をチェックしながらギリギリのところでお出かけしたりしていました

朝からジェラートを食べてきました(#^.^#)

店員さんも出勤していてそんなにお客さんこないだろうにお休みにも出来ずに大変ですね

携帯電話で刻々と変わる台風の状況が手軽にチェックできて、便利な時代になりましたね~

昭和の頃は台風も予測しづらかった時代

もう若い人は知らない人が多いかもですが、北海道では過去に台風の影響で大きな事故が起きています

『洞爺丸台風』という台風はご存知でしょうか

私の祖母が生きていた頃に洞爺丸台風について話してくれたことがありました

その台風は昭和29年9月21日に起きた台風です

洞爺丸という青森と函館を繋ぐ青函連絡船が七重浜で座礁し沈没した事故

それでたくさん犠牲者が出たという浜辺に実際祖母も見に行ったそうです

祖母はその頃はまだ今の私より若かったことでしょう

青函トンネルができる前なので青函連絡船は本州と北海道を繋ぐ大切な航路でした

私も小さい頃は青函連絡船に乗ってよく青森に遊びにいったものです

イルカがついてきて楽しいんですよね

函館空港が開港したのは昭和36年だったのでまだまだ船の時代だったのですね

海岸まであと数百メートルのところで座礁し1155人の死者が出てしまいました

助かったかたは159人だそうです

9月の北海道の海は結構冷たいと思いますが、助かった方もとても怖かったでしょうね

タイタニック号の沈没事故と同じような規模の事故が日本で起きていたんですね

この事故により青函トンネルの構想がすすんだとのこと・・・

もう忘れ去られているかもしれませんが当時は台風の予測も難しかったのでしょう

今は新幹線で北海道と東京が繋がっている、当時の人からすれば夢のような世界です

洞爺丸事故

Wikipedia

当時気象観測器は在日米軍まかせだったそう

うーん、情報を手に入れるのも大変な時代だったんですね

今回の台風、私の住んでいる場所はそんなに大きな被害がなさそうです

それにしても自然の圧倒的な力を前にすると、人間ひとりはなんとちっぽけで無力な存在であることでしょう

家でじっと耐えることがせいぜいだと思い知らされます

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