古くからのことわざですね。今日はこの言葉にドキッとしたので「残り物には福がある」について考えてみたいと思います。
残という漢字には「そこなう」「むごい」という意味があります。
残業、残飯、確かにむごいイメージがありますね( ;∀;)
チャイに使われる茶葉は残り物だった
イギリスの植民地だったインドではイギリス人のために茶葉を生産していました。良質な茶葉は持ち出され売り物にならない茶葉は残り物。
残り物だった茶葉は雑味や苦味も多くそのままでは飲めません。そこで生まれたのがチャイでした。たっぷり甘くするのはインド人が甘いチャイが好きなのではなく、甘くしないと飲めないくらい苦かったんですね(´;ω;`)
たくさんのスパイスが入っているのも、まさかっ味をごまかすため!?
しかし残り物には福があり、体に良いお茶が誕生しました♪
残り物には福がある。
フライドチキンも残り物だった
こちらはアメリカ。みんな大好きフライドチキンも残り物でした。胸肉などは白人が食べ、骨のついた部分はアフリカ系アメリカ人だけが食べるソウルフードだったようです。
ヨーロッパではそもそも油で揚げるという食べ方は労働者階級や低所得者の食べ物とみられていたようです(´;ω;`)
油もの大好きな私としては、油物がそのような目で見られていたとは…
確かにどんな安いお肉も美味しくなるし、めっちゃ元気もでます。
そんなフライドチキンも今では世界中で愛される地球のソウルフードになったのではないでしょうか。
残り物には福がある。
ホルモンも残り物だった
日本でいえばホルモン。「放るもん」から名前がついたとか。
こちらもとっても美味しいです。厚木のシロコロホルモンが食べたいです。
モツ煮込みも冬食べたら温まりますね。くさみ消しの生姜やネギには体をぽかぽかにする効果もあり温活に役立ちます。
コラーゲンもたっぷりでホルモンを食べた次の日はツヤツヤになります。
残り物にはやっぱり福がある。
もったいないという気持ちで福を呼ぼう!
なんとなく残り物、なんとなく余ってる、もったいないなぁ。という気持ち。
なんか使えないかな、どうしたら美味しくなるかな。
そんな風にいつも工夫していたら福が見つかります!
捨てる神があれば、拾う神あり。
あきらめるのはまだ早いです。どんな残り物にも福が隠れているのですから。
今日気になった煉獄さんのかつら。
かぶってみたい。

