2020年7月24日~8月9日まで開催を予定していた『2020年東京オリンピック』新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により1年延期されました。チケットに当選していた方は希望すると払い戻ししてくれるそうです。
我が家もいくつか当選しました。まだ払い戻ししていません。開会式に当選された方は迷うのではないでしょうか。話題だった野村萬斎さん率いるクリエーターチームが解散し大幅な内容変更になるそうです。椎名林檎さんのファンとしてはお蔵入りになってしまった開会式のセレモニーが残念でなりません。

開会式は2021年7月23日に予定されています。ちなみに私の周りでオリンピックの話をする人はもういません。
閑古鳥が鳴いている駅構内オフィシャルグッズ店
いつも気にかかるのは駅構内のオフィシャルグッズ店です。いつみてもお客さんはいません。まぶしいライトだけがグッズを照らし出し一層なんともいえない気持ちになります。私はどんなものが売っているのか引き寄せられました。
店内を見渡すと実にクオリティの高いデザインも良いグッズでいっぱいです。お値段もそれなりにしますが品質はそれに見合うくらい良さそうです。
伝統工芸品など和を前面に押し出した和テイストのグッズも販売されています。海外からいらしたお客様が喜んで自国に持ち帰っていたのかもと思うと残念です。
Tシャツも日本の人気アニメキャラクターが一堂に会しガッツポーズをとっています。とてもスペシャルなTシャツです。もしかしたら幻のTシャツとして価値が出るのでは?と思っています。
お店でさらに気になったのは東京上空から全会場を見下ろすA1サイズの地図です。一体いくらのお金がこの施設維持にかかっているのでしょう。想像するだけでめまいがします。でもこの地図もいつか価値が出る日が来るような気がしています。
たくさんのグッズが時を待っています。しかし海外からのお客様はいらっしゃらない。一体このグッズたちの運命はいかに。まだオリンピックがどうなるかわからない、今だからこそ気にかかるところです。
日本の小学生が選んだ公式マスコット
日本の小学生が学級で投票し選んだマスコット『ミライトワ(Miraitowa)』くんと『ソメイティ(Sommeity)』がさみしそうに見えてしまうのは私だけでしょうか。キャラクターの気持ちも見る人の気持ちによる部分が大きいのだと思いました。
彼らはなんとデジタルの世界に住んでいる設定だそうです。インターネットを介して現実世界との間を自由に行き来するらしいです。
なんだかテレワーク時代を予言していたかのような設定ですね。そしてコンセプトは『温故知新』
温故知新とは古きを温めて新しきを知る。前に学んだことや昔の事柄をよく調べて研究しそこから新しい知識や道理を発見していくことです。
今回のコロナ禍とオリンピックとの関係。よく調べ研究されることを期待します。今後のオリンピックのあり方にどう繋げていくのか世界中の人が自分のこととして考えていきたいです。
2020東京オリンピックテーマソング『パプリカ』
2019年『パプリカ』は老若男女問わずに歌い踊りました。どこか哀愁漂う歌詞と米津さんらしい素敵なメロディに可愛いダンスが記憶に新しいです。
ハレルヤ夢を描いたなら 心あそばせあなたにとどけ
私たちの夢のオリンピック。遠い国の方たちにも届いてほしいです。せめてグッズだけでも届けることはできないのでしょうか。

2020東京オリンピックエンブレム
東京オリンピックのエンブレムは和風な柄でとても素敵です。野老朝雄(ところ あさお)さんの『組市松紋』という作品です。
五輪は禅の世界で宇宙全体を示した『円相』パラリンピックは『鶴』をイメージしているそうです。
またパラリンピックは『正解』で五輪は『正解を模索している図』であるとも説明されていたようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。もう半年後に迫る開会式です。世界中が五輪の正解を模索しています。今後のニュースが気になります。