自分の顔って人からどんな風に見えるのかなと思ったことありませんか。鏡を覗いてみても自分の顔は平面でしか見ることが出来ません。他の人は見ることが出来て自分だけが見ることのできない自分の顔。考えてみると不思議です。
もし自分の『似顔絵』を誰かに描いてもらったとしたらどうでしょうか。他の人から見た自分を知ることで、自分の魅力を再発見できるかもしれません。

似顔絵はその人の特徴を少しデフォルメして描く技法ですので今まで気が付かなかった自分の魅力、チャームポイントに気づくチャンスかもしれません。
『似顔絵』を描く仕事
世界には『似顔絵』を描いて収入を得る人がいます。観光地などで『似顔絵』コーナーを見たことがある方も多いかもしれません。

『似顔絵』は無名画家の収入源だったりするようです。絵で食べていくまでの道のりは本当に大変なのですね。『似顔絵』を専業とされている絵描きさんも多くいらっしゃるとのことです。たくさんの方に『似顔絵』が必要とされていることがわかります。
SNSのアイコンや、インターネットのホームページ、新聞の折り込み広告などいたるところで『似顔絵』を目にします。
大切な人に『似顔絵』を贈るシチュエーションとしては退職・お誕生日・結婚などがあります。記念として贈ると喜ばれることでしょう。
『似顔絵』に関する資格
内閣府に認証されている『似顔絵検定』という資格もあります。顔検と呼ばれているようです。6級からはじまり1級までの8段階の階級分けがされています。全部受験したとして合計金額は39,000円になります。
級によって受験料は違いますが2,000円~10,000円という価格設定ですので割と良心的な設定だと感じました。
犯罪捜査にも利用される『似顔絵』
犯罪捜査の時にも『似顔絵』は作られます。似顔絵を描く捜査官を『似顔絵捜査官』と言うそうです。顔の特徴をデフォルメするので記憶に残りやすく逮捕につながりやすいというメリットがあるそうです。

被害者や目撃者の証言をもとに『似顔絵』を描き犯人逮捕までつなげる『似顔絵捜査官』かっこいいですね。『似顔絵』の技術のすばらしさを感じます。
卒園式の定番『先生の似顔絵』
卒園式などで園児が先生に贈る『似顔絵』微笑ましく思います。似ていても似ていなくても一生懸命相手を思って描いてくれたことがなにより嬉しいです。

誰か大切な人の『似顔絵』をあなたも描いて贈ってみませんか。お金もかからないしオリジナルなプレゼントは一生の宝物になることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。筆者も小学生の頃に描いた同級生の『似顔絵』が大好評だった記憶が忘れられずにいます。似顔絵検定を受けてみようかなと思っています。