家族は「間取り」も重要!関連する本4冊紹介いたします

普段生活するうえで間取りはどんな人にも関わりのあるものです。家を買うときや、借りるときは間取りをたくさん見てイメージして物件を探します。検索サイトには多くの間取りを見ることができます。そして最近では間取りをタイトルに映画も公開されました。暮らしと深いかかわりのある間取りです。これからどんな風に暮らしていきたいのか、間取りから探っていきたいと思います。

「間取り」は生活そのものなのです

私は1LDK、1DK、3LDKという間取りに暮らしたことがあります。Lはリビング、Dはダイニング、Kはキッチンです。数字は部屋数が何部屋あるかということです。一人暮らしであれば1LDKは十分すぎる広さでした。

家族の人数にもよりますが平均的な家族数だと3LDKが主流なのでしょう。不動産物件を検索しても4LDKなどはあまり見当たらず首都圏ですと3LDKということになります。

風水も好きなのでよく方角なども見るのですが、水回りや玄関の方位など間取り図面だけみても奥が深くて面白いです。きっと長年培った人々の営みが経験として風水という形で表現されているのでしょうから、調べてみる価値があります。

なんか疲れが取れないな、とか家で落ち着かないな、安らげないなと思ったら間取りを今一度チェックしてみるのも良いかもしれません。

「間取り」で家族が幸せに暮らしたい!と思ったら読む本をご紹介

私は間取りに関することが大好きなのでいろいろ本を読むのですが、間取りに関する本はたくさん出ています。ご紹介いたします。

納得の間取り 日本人の知恵袋 日本人らしい生活空間とは 吉田圭二

一級建築士の著者が書いた本で、日本人の生活にあう間取りや、家具などの配置のくっふうの仕方などで生活しやすくなる方法などが詳しく紹介されています。挿絵がわかりやすくイメージしやすい本でした。

子供をゆがませる間取り 家族がうまくいく家づくりの知恵 横山 彰人

子供をゆがませる「間取り」

凶悪少年事件の犯罪者の家の「間取り」を研究されている一級建築士の著者は「間取り」が子供や家族関係にまで影響を与えることにいちはやく警鐘をならしてきた方です。事件ごとに「間取り」からどんな問題点があったのかを著者の視点から考察されていて研究要素が強いのです。「間取り」が及ぼすコミュニケーションの問題への視点がとても興味深い一冊です。

事故物件VS特殊物件 こんな間取りはイヤだ!?DIA Collection<編著>間取り調査委員会

事故物件vs特殊物件 こんな間取りはイヤだ⁉

これはたくさんの面白い「間取り」が紹介されていて想像するだけで笑ってしまいます。本当にあるのかな、といった物件や実際見に行きたくなるような「間取り」がたくさん紹介されています。事故物件も紹介されています。こちらは背筋がちょっと寒くなります。

家庭が崩壊しない間取り 佐川 旭

家庭が崩壊しない間取り

一級建築士であり間取り博士でもある著者は間取りの専門家でもあります。こちらもコミュニケーションという視点から住まいを考えられています。実際ある「間取り」からコミュニケーションが円滑にいくようなお部屋の使い方が紹介されています。なかなか住み替えるのは難しいけど工夫したいときなど参考になります。

「間取り」が家族の健康に与える影響

「間取り」が思いがけず家族関係や、心の健康にまで影響を及ぼすと知ったのは意外でした。無意識に生活しているから気づかない部分も多いと思います。このような知識が少しでもあれば、よりよい暮らし方への一助になりそうです。

不動産物件で間取りを見るとき、このような知識があれば心強いです。昭和の初期の頃などちゃぶ台とお布団だけで暮らしていた持たない暮らし。狭い部屋だけどそこにはご先祖様たちの豊かなコミュニケーションがあったことでしょう。同じ一つ屋根の下にあっても、部屋は細かく区切られています。現代人のバラバラな暮らしを今一度見直すときかもしれません。

テレワークでさらなる個室が必要とされる時代ですが、間取りもどのように変化していくのでしょう。

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お読みいただいてありがとうございました。心理学の本を手に取ると家族にとって「間取り」が影響しているということに辿りつきました。やはり住まいは心の健康にも大切であると思います。不動産選びは大きな金額がかかります。大きな買い物をする前に知識として「間取り」についてもこまめに情報を集めておきたいです。

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